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卒業生
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大学生

意志を貫き、学びを積み重ねた6年間。 その先に、夢中になれる大学生活がある。

清風南海高等学校 2024年度卒業

京都大学 工学部

藤川 能成 さん

大会出場に向けて仲間とロボット製作に熱中する日々

私が力を注いでいるのは「京大機械研究会」というサークルでのロボット製作活動です。ゲームが好きでプログラミングに興味を持ち、入会しました。現在は、ロボコン(ロボットコンテスト)大会への出場に向けて機体の開発に取り組み、技術を磨いています。ロボコンとは、自分たちで設計・製作したロボットを使い、与えられた課題をいかに速く正確にクリアできるかを競う大会です。この競技の魅力は、目標に向かってチーム一丸となり1つのものを本気で作り上げられること。試合を勝ち抜くためのアイデアを出し合ったり、時には皆で夜通し作業することもあり、充実した時間を過ごしています。


京都大学を目指したきっかけは、中学時代にさかのぼります。当時既に京都大学を目指していた友人と成績を競い合う中で、自然と大学を意識するようになったのです。高校生の時に参加したキャンパスツアーで活気ある大学の雰囲気に惹かれ、受験を決意。そして入学した今、新たに夢中になれるものに出会えました。

学校生活、部活動で育んだ相手を敬う心

中高時代は剣道部に所属し、「礼を尽くす」という姿勢を学んできました。中高一貫校という環境で年の離れた先輩と接する機会が多かったこともあり、目上の人に対する振る舞いを早い段階から身につけることができたと考えています。
大学生になり、社会との接点が増えた今、こうした経験が役立っています。アルバイト先の上司やお客様、あるいはサークルの上回生など、多様な立場の人と関わる際にも、当時培った礼儀を意識し、相手に失礼のない言動を心がけています。


他にも、修養行事や写経、毎朝の般若心経といった学校独自のイベントを経験しました。中学生の当時は面倒だと感じることもありましたが、今ではどれも特別な思い出です。大事なことの前に般若心経を唱える人がいるという話を聞いて、私も共通テストの前に実践してみました。普段と同じことをすると気持ちが落ち着き、リラックスして試験に臨むことができました。

自分を律し学び続ける習慣がもたらした合格

清風南海での生活を通して、将来のために今できることを考え、行動する力が身につきました。中学受験の時に自分を甘やかして過ごした結果、第一志望に落ちてしまった苦い経験があります。その時の反省から、大学受験では後悔が残らないようにできることはすべてやろうと、参考書や問題集、先生から出された課題に取り組みました。朝7時に登校し、放課後は補習に通い、夜まで学校に残って自習に励む。勉強漬けの日々を無理なく続けられたのは、毎朝のテストや7限まである授業をこなしてきた6年間の積み重ねがあったからです。そうして自分を律し合格をつかむことができたのは、常に切磋琢磨し合える仲間がいたからでもあります。大学に進学した今でも、全国に散らばった同級生とオンラインで集まり、中高での絆が続いています。